テラヘルツシステム応用推進協議会

標準化部会

部会長

川西 哲也(早稲田大学)

活動事項

国際電気通信連合 無線通信部門(ITU-R: International Telecommunication Union Radiocommunication Sector)、IEEE802 (LAN/MAN Standards Committee)等での標準化に対応した活動をおこなう。特に当面の活動としては、275GHz以上の周波数で運用する陸上移動業務と固定業務における技術運用特性、スペクトラム要件について検討を行い、ITU-Rの関連Working Party(WP)への提案を行う。

最近の主な活動

・2023年3月
第1回標準化部会 で、IEEE Life Fellow 情報通信研究機構 テラヘルツ研究センター 小川 博世 氏による講演会
『ITU-RにおけるTHzスペクトラム研究』を実施

・2022年
アジア・太平洋電気通信共同体(APT)の AWG-29において、252-296 GHZで運用するポイント・ツー・ポイント無線通信システムに関する新APTレポート、275-1000GHZで運用するウォークスルースキャンニングシステムに関する新
APTレポートがそれぞれAPT/AWG/REP-118、APT/AWG/REP-119として成立

・2019年6月
ITU-R において、標準化部会で取りまとめを実施した Report ITU-R SM.2450 "Sharing and compatibility studies between land-mobile, fixed and passive services in the frequency range 275-450 GHz"が完成

・世界無線会議WRC-19議題1.15に向けた技術情報の提供
・ITU-R WP5A(陸上移動業務)およびWP5C(固定業務)へのシステムパラメータ
 提案内容の検討への寄与
・ITU-R WP3kおよびWP3Mにおける伝搬モデル検討への寄与
・ITU-R WP1Aにおける陸上移動業務・固定業務と受動業務との共用両立性検討への寄与
・アジア・太平洋電気通信共同体(APT: Asia-Pacific Telecommunity)での議論への寄与

参考資料

2017年12月12日開催
テラヘルツシステム応用推進協議会 全体会合
「テラヘルツシステム標準化の最新動向」 予稿集

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