平成26年度 活動状況

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情報交流

普及啓発

標準化推進

過去の活動状況 部会活動

情報交流活動

平成26年度
電子情報通信学会 CS研究会への協賛・講演

平成27年1月22日、徳島大学

 PIFは電子情報通信学会通信方式研究会(CS研究会)に協賛し、平成27年1月22日には、PIF企画の特別招待講演として「将来無線アクセス向け光ネットワークの最新技術と標準化動向」について、千歳科学技術大学の吉本先生にご講演いただきました。将来の光・無線融合型光ネットワークについても言及いただく等、セッション全体として大変有意義なご講演となりました。

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題 目: 『将来無線アクセス向け光ネットワークの最新技術と標準化動向』
講演者: 吉本 直人 氏(千歳科学技術大学)
概 要: 変革する社会に向けた通信ネットワークの要求条件、第5世代無線アクセスに代表される無線アクセスネットワークの進展、無線アクセス向け光ネットワークの最新技術や標準化動向をご説明いただきました。標準化動向に関しては、次世代光アクセス標準NG-PON2のスコープになっているTWDM-PONとWDM overlay optionについて解説いただき、それらの主要な適用先についてもご説明いただきました。また、講演最後には、将来の光無線融合型光ネットワークについても言及いただきました。
 
電子情報通信学会 OCSシンポジウムへの協賛・講演

平成26年12月12日、東レ総合研修センター(静岡県三島市)

 PIFは電子情報通信学会光通信システム研究専門委員会(OCS)シンポジウムに協賛し、平成26年12月12日には招待講演として「スマートホーム分野におけるホームネットワークの標準化動向」についてNTTの山崎 毅文 氏にご講演いただきました。主にレイヤ5-7の上位層の標準化動向であり、日常生活でも直接ふれる機会の多いプロトコルとして大変興味深いご講演となりました。

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題 目: 『スマートホーム分野におけるホームネットワークの標準化動向』
講演者: 山崎 毅文 氏(NTT)
概 要: Japan Smart Community Alliance (JSCA)で進められている標準化プロトコル、およびTTCで進められている次世代ホームネットワーク専門員会での標準化活動についてご講演いただきました。多様な宅内機器を制御する標準化プロトコルとして、日本発で規定が進むECHONET Liteを中心に、海外発の他宅内プロトコル規定との違い等の特徴を分かりやすくご解説いただきました。
 
電子情報通信学会 ソサエティ大会 規格調査会との企画シンポジウムの共催・講演

平成26年9月24日、徳島大学

 PIFは、電子情報通信学会規格調査会との共催で企画シンポジウムを開催し、「次世代情報通信に向けた標準化戦略」のテーマに対し下記の2講演を企画してご講演戴きました。またセッションの最後には、ご講演者による討論として、日本の国策としての標準化戦略を中心に熱い議論が行われ、大変有意義な企画シンポジウムとなりました。

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題 目: 『次世代光アクセスの標準化動向』
講演者: 向井 宏明 氏(三菱電機)
概 要: 最新動向としてNG-PON2が10Gの4波多重であるTWDM-PONに決定したことや、既存PONと同一光ファイバ網で共存できる仕組みについて丁寧にご解説戴き、今後のモバイル基地収容光アクセスに関する課題についてもご説明戴きました

題 目: 『Beyond 100G OTNインタフェースに関する標準化動向』
講演者: 吉兼 昇 氏(KDDI研究所)
概 要: インターフェースの規格検討状況としてNx100Gモジュラー構造に決定したことなど,最新動向を丁寧にご解説戴き、標準化をめぐる各国の攻防についても言及戴きました

 
定期総会および講演会の開催

平成26年6月27日、アルカディア市ヶ谷

 平成26年度定期総会を開催し、平成25年度の活動状況/会員異動状況/収支実績に関して報告するとともに、平成26年度の役員の選任/幹事の指名/活動計画/収支計画に関して議決致しました。
 引き続き定期総会講演会を開催しました。海外からは韓国のゲストをお招きして招聘講演を行なうとともに日本側からも講演を行ない、学生を含む一般の皆様をはじめ115名の方々にご参加いただき、大変盛況な講演会となりました。
 また、今年度も講演会場の後方にて、PIF会員様(12機関)により最先端技術の紹介や展示(展示会)も開催致しました。

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開会の辞 PIF会長 北山 研一 氏(大阪大学大学院 教授)
来賓挨拶 総務省大臣官房総括審議官 武井 俊幸 氏
講演1 『 5Gセルラー/光・無線融合時代の次世代無線LANシステム 』
講師: 村瀬 淳 氏
日本電信電話株式会社 先端技術総合研究所 所長
招待講演 『 Hyper-connected Networking Infrastructure for Value Creation
 - 5G Mobile & Smart Networking Technology - 』
講師: Dr. Ahn, Chieteuk 氏
Senior Vice President of ETRI, Korea
講演2 『 LSIチップ間光インターコネクションに向けたシリコンフォトニクス技術の展望 』
講師: 荒川 泰彦 氏
東京大学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構 機構長
生産技術研究所教授、ナノエレクトロニクス連携研究センター
展示会出展機関: NTTアドバンステクノロジ株式会社/NTTエレクトロ二クス株式会社/
株式会社OA研究所/日本電気株式会社/日本電信電話株式会社/
日立金属株式会社/株式会社日立製作所/富士通株式会社/
三菱電機株式会社/慶応義塾大学/独立行政法人情報通信研究機構/
PIF標準化推進部会
開会の辞 来賓挨拶 講演1 招聘講演 講演2
講演会場の様子 展示会の様子
 
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普及啓発活動

平成26年度
技術交流会の開催

平成27年2月6日、(株)OA研究所

 PIFは、普及啓発活動の一環として、平成27年2月6日に技術交流会を開催しました。今回は、PIF法人会員であり小惑星探査機「はやぶさ」のCPU基板部品実装も担当された株式会社OA研究所様を訪問し、高速伝送装置に関する取り組みをご説明いただくとともに、普段見ることのできない基板製造ラインの自動実装機や大型恒温槽等を見学させていただきました。
 26名の参加者は、検査工程を含む最新の電子回路基板の製作過程等をつぶさに見ることができ、ものづくりの原点にふれることのできた大変有意義な技術交流会となりました。
  
チュートリアル講演会の開催
 PIFでは、フォトニックネットワーク技術の専門家を目指す若手技術者の養成を目的として、平成14年度から継続的にチュートリアル講演会を開催しております。
 電子情報通信学会フォトニックネットワーク研究会(PN研)との共催により、本年度は下記の講演会を開催しました。
※資料の残部及び当日の講演会の様子を収めたDVDは、PN研究会のHPよりご購入いただけます。
ご希望の方はお問合せください。
PN研究会
  第1回チュートリアル講演会
平成26年10月31日、SCAT会議室
講演1 題名: 『空間多重光伝送技術の最新動向』
講師: 森田 逸郎 氏
株式会社KDDI研究所 執行役員
概要: 近年、従来の光ファイバの伝送容量限界が明確化してきています。本講演では、そのような限界を打破し、伝送容量の飛躍的な拡大を実現する技術として世界各国で研究が活発に進められている空間多重光伝送技術の最新動向についてご紹介戴きました。
講演2 題名: 『光ファイバ無線技術とその応用』
講師: 久利 敏明 氏
独立行政法人情報通信研究機構 光ネットワーク研究所 研究マネージャー
概要: 国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)のアクセス網における光システム(Q2/15)において、現在作成中の補助文書を中心に光ファイバ無線技術とその応用についてご解説戴きました。
会場の様子
  
第10回 IP+光ネットワークに関する国際会議iPOP2014に協賛

平成26年5月22日-23日、NTT武蔵野R&Dセンター

 2014年5月22日〜23日、NTT武蔵野研究開発センタ(東京都 武蔵野市)において第10回IP+光ネットワークに関する国際会議 iPOP2014が開催され、380名以上の参加、21機関の展示出展が行わ れた。PIFは同会議に協賛し、PIFメンバーを中心としてアクセス/ メトロ/コアのSDNコントロール動態デモを世界で初めて実施すると ともに、会議自体のオンライン登録サイトの開設・運営等の事務局支援 を実施した。また、あわせて、役員の派遣、TPC等の運営への協力、 エクジビションの企画に参画して、特にSDN+光のコンセプトをアピー ルした。
 今回はPIF標準化推進部会として展示会にも出展し、ポスター掲示や 標準化ポータルサイト・標準化ロードマップ等を紹介することで、PIF 標準化推進活動の一端を広報した。

PIF標準化推進部会 出展ブース 展示会場の様子
ipop2014ロゴ iPOP2014サイトへ
  
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標準化推進活動

平成26年度
標準化推進部会「意見交換会」の開催

平成27年2月23日、SCAT会議室

 標準化推進部会の活動の一環として、フォトニックネットワーク分野のタイムリーなテーマに関して、国際標準化機関の活動状況や今後の方向性等を討議する意見交換会を開催しました。
 今回は、光通信分野の最新標準化動向のピックアップにくわえ、アプリケーション/サービス分野として第5世代移動通信システムやoneM2M標準化の最新動向に関してもご講演いただき(計5講演)、標準化活動の第一線でご活躍されている講師との質疑応答や全体討議セッションにて活発な意見交換が行われました。

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プログラム
第1部 座長: 久保 和夫 (PIF標準化推進部会委員 三菱電機)
特別講演 『第5世代移動通信システムをめぐる国内外の動向』
五十嵐 大和 氏 (総務省)
講演1 『oneM2M標準化; Release 1の概要と今後』
小林 中 氏 (NEC)
第2部 座長: 青木 泰彦 (PIF標準化推進部会委員 富士通)
講演2 『400ギガビットイーサネットの標準化動向』
白尾 瑞基 氏 (三菱電機)
講演3 『トランスポートSDNの標準化動向』
山下 真司 氏 (富士通)
第3部 座長: 松浦 裕之 (PIF標準化推進部会委員 AIST)
講演4 『次世代光アクセスシステム(NG-PON2)の標準化動向』
浅香 航太 氏 (NTT)
第4部 座長: 島野 勝弘 (PIF標準化推進部会 部会長代理 NTT)
討議 講演者および参加者による全体討議
特別講演 講演1 講演2 講演3 講演4
会場の様子
 
PIF-OIF ワークショップの共催・講演

平成26年10月20日、ハイアットリージェンシー大阪

 PIF(標準化推進部会)は、国際標準化団体OIFの大阪会合(10/21-23)に合わせ、OIFとの共催でワークショップを開催致しました。本ワークショップでは「400G」と「SDN」をトピックスに、両団体の取り組みについて交互に講演が行われ(各4講演)、情報交換および討議が行われました。
 両団体がフォーカスしている領域は非常に近く、OIF側からは今後更なる積極的な連携への打診があり、PIFとOIFが相互連携を深める良い機会となりました。また、有料講演にも拘わらず聴講者60名以上と大変関心が高く、両者にとって実りのある盛況なワークショップとなりました。

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  • Welcome address
       Dr. Masatoshi Suzuki, VP of KDDI R&D Laboratories,
         chairperson of Standard Promotion Committee of PIF
       Dr. Vishnu Shukla, OIF President,Verizon
  • Overview PIF
       Prof. Ken-ichi Kitayama, PIF President, Osaka University
  • Overview OIF
       Dr. Vishnu Shukla, OIF President, Verizon
  • 400G Modulation Formats
     PIF Presentation
       Dr. Kazushige Yonenaga, NTT Network Innovation Laboratories
     OIF Presentation
       Dr. Neil Guerrero Gonzalez, OIF editor 400G White Paper, CPqD
  • 400G Key Components
     PIF Presentation
       Dr. Kiyohisa Hiramoto, OCLARO, Japan
     OIF Presentation
       Mr. Nathan Tracy, OIF Technical Commitee Chair, TE
Connectivity;
    Mr. Karl Gass, OIF PLL WG Vice Chair - Optical, TriQuint
  • Wide Area SDN
     PIF Presentation
       Dr. Yukio Ito, NTT Communications, Japan
     Overview of OIF Work on Transport SDN
       Ms. Jia He,Huawei Technologies,Co.,Ltd.
  • Optical SDN
     PIF Presentation
       Dr. Takehiro Tsuritani, KDDI R&D Laboratories Inc.,Japan
     OIF/ONF Transport SDN Demonstration 2014
       Mr. Jonathan Sadler, OIF Technical Committee Vice Chair and
         Networking Interoperability WG Interim Chair,Coriant
 

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