会 長 挨 拶

青山友紀会長
協議会会長 青山友紀
(慶應義塾大学 デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構 教授
/独立行政法人情報通信研究機構 新世代ネットワークアーキテクチャ
プログラムディレクター)
 21世紀を迎えて、企業はもとより、個人に至るまで情報通信への関心はますます高まってきており、 さらに最近のブロードバンドインターネットユーザの急速な増加によって社会や個人のライフスタイルまで大きな変革の時を迎えようとしています。 このようなインターネットの普及、高度化により、これまでの音声を中心とした通信から動画像などの大容量 コンテンツの転送を必要とする情報通信に移りつつあり、インターネットトラフィックの需要は今後、爆発的に増大 していくと予測されています。 その需要の激増に対応する高速で大容量の情報通信ネットワークの構築に向けて 情報通信技術の革新が求められています。

 フォトニックネットワーク技術は、ネットワーク上での情報の転送を光領域で行うことにより電気的な処理速度の 限界を超えて高速化、高速大容量化を図る技術であり、次世代超高速大容量ネットワークの構築のために、その技術の 早期確立が期待されています。 現在、我が国ではメーカや通信事業者などの産業界、大学や研究機関が独自にその技術 の研究開発に取り組んでいるところでありますが、産学官が連携して取り組むことにより、研究開発の一層の推進と標準化 への貢献により、日本発の技術が世界のITの進歩に貢献する必要があると考えます。

 「超高速フォトニックネットワーク開発推進協議会」は、フォトニックネットワーク技術の研究開発に関して、 民間企業や大学・研究機関、有識者、国等の関係者が幅広く糾合して、国内外の技術開発動向の調査研究、協議会参加者内 の情報交流、広く一般への普及啓発、将来の研究開発の方向性や方策の検討、標準化への貢献等の活動を行い、我が国 ひいては世界の情報通信技術の発展に寄与しようとするものであります。