情報通信研究開発交流フォーラム(SCATフォーラム)
情報提供サービス

- 2016年 6月16日(木) - No.16035

◇ 今週のお知らせ ◇

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1.第98回テレコム技術情報セミナーのご案内
        一般財団法人テレコム先端技術研究支援センター

   http://www.scat.or.jp/seminar/seminar.html
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拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 当財団では、情報通信技術に関する知識の普及を目的としたセミナーを
定期的に開催しています。人工知能は「深層学習」技術の活用等、確実に
人間の脳の能力に近づいています。そこで、この度、
『人工知能と脳神経科学との接点について -その現状と展望-』
を論じる趣旨のセミナーを企画致しました。前半に「脳神経科学観点から
アプローチする人工知能への接点」に関する研究内容、後半に
「人工知能観点側からアプローチする人間の脳との接点」に関する研究内容、
それぞれについて本分野のエキスパートの方々に最新の状況、今後の動向を
ご紹介いただきます。皆様方の多数のご参加をお待ちしております。
尚、お手数ですが、職場内および関連部門への回覧を併せてお願い致します。

                           敬 具

                記

1.と き: 平成28年7月15日(金)15時00分 ~ 17時05分

2.ところ: SCAT2階会議室
              〒162-0067 東京都新宿区富久町16-5 新宿高砂ビル

3.プログラム
(1)主催者挨拶 (15時00分 ~ 15時05分)
          一般財団法人テレコム先端技術研究支援センター
         常務理事       寺田 紀之

(2)講 演1  (15時05分 ~ 16時05分)
       「自然知覚の脳内情報表現」
          国立研究開発法人 情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター
         主任研究員     西本 伸志氏

 (要旨)
   私たちの自然な日常生活は、目や耳などを通して得られる非常に多様で
  複雑な情報に彩られています。私たちの脳は、この自然で複雑な情報を
  処理することで、この世界で生きていくために必要な情報を取り出して
  います。本発表では、このような自然な知覚を司る脳情報表現を解析
  することで、脳がどのように世界を見ているかを調べる研究について
  ご紹介します。またそこで得られる知見と人工知能の関連について
  議論します。

 (講師略歴)
  2000年     大阪大学 基礎工学部生物工学コース 中退(飛び級)
  2005年     大阪大学 大学院基礎工学研究科 修了
  2005年-2013年 カリフォルニア大学バークレー校
          ヘレンウィルス神経科学研究所 研究員
  2013年-現在   国立研究開発法人情報通信研究機構
          脳情報通信融合研究センター 主任研究員
  2013年-現在   大阪大学 大学院生命機能研究科 招へい准教授
  2015年-現在   大阪大学 大学院医学系研究科 招へい教授

(3)講 演2  (16時05分 ~ 17時05分)
       「機械学習による画像理解とコンテンツ生成」
        東京大学 大学院情報理工学系研究科
                  教授        原田 達也氏
(要旨)
  機械による画像理解のためには、画像の見た目とその意味との乖離である
 セマンティックギャップが長年の課題であった。近年のインターネットの
 発達により大量の画像を容易に入手できるようになり、さらにクラウド
 ソーシングを利用することで膨大な画像に対してラベルの付与が可能と
 なったために、高品位な画像とラベルのデータセットが構築されるように
 なった。この大規模かつ高品位なデータセットとGPGPUに代表される強力な
 計算機パワー、ディープラーニングに代表される効率的な機械学習を活用
 することで、セマンティックギャップを乗り越える兆しを見せている。
 一方、言語から画像を再構成、生成するより挑戦的な研究も盛んになり
 つつある。認識の過程は究極の情報圧縮と捉えることができるが、再構成や
 生成の過程は失った多くの情報を補う必要があり、創造的知能を機械で
 実現する試みと捉えることができる。本講演では画像理解の例として
 カテゴリ認識、物体検出、キャプション生成、動作認識、画像再構成を
 取り上げ、近年の進展を概観し、その手法を紹介する。

(講師略歴)
  2001年 東京大学 大学院工学系研究科機械工学博士課程修了
   2001年 東京大学 大学院情報理工学系研究科助手に着任、
     同研究科講師、准教授を経て
   2013年 東京大学 大学院情報理工学系研究科教授に昇任、現在に至る
     画像認識、機械学習、知能ロボットなどの研究に従事

4.定 員: 70 名
5.参加費: 無料
6.締 切: 定員になり次第、締め切らせていただきます。

7.申込方法:
   当財団ホームページ(http://www.scat.or.jp/seminar/seminar.html)を
  参照の上、申し込みフォームからお申込ください。E-mailにて受付の
  連絡をいたします。
  (メールアドレス不明の場合は連絡できませんので、連絡希望の方は
   必ずアドレスを記入してください。)
  なお、参加される方は、当日ご名刺を受け付けにご提出下さい。
    申込を完了されている方で、当日欠席される場合、代理の方が
  出席されても結構です。

8.講演資料:
      講演資料は、会場でのWi-Fiによるダウンロードにて展開します。
      PCまたはタブレット等をお持ちの方はご持参ください。

9.連絡先:
   一般財団法人テレコム先端技術研究支援センター
          事業部  牧野 淳一
     TEL:(03)3351-8153  FAX:(03)3351-1624
    Email:scat-seminar(a)scat.or.jp
         (スパムメール対策のため、@を(a)と表記しています)
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