H20年度 活動状況

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調査研究

情報交流

普及啓発

標準化推進

過去の活動状況

部会活動


調査研究活動

平成20年度

セキュアフォトニックネットワーク分科会の設置

平成20年5月

 技術調査部会に新たにセキュアフォトニックネットワーク分科会を発足させ、フォトニックネットワークにおいてどのようにセキュリティを強化し確保していくかについて、コアからメトロ・アクセスの全ての領域にわたり、光リンクおよびネットワーキングの両面から課題を議論し、さらに量子暗号鍵の配信技術のフォトニックネットワークへの応用の可能性について調査を行なった。
 本分科会は平成20年5月にスタートし、平成21年2月まで延べ11回に亘り会合を開催し、この調査結果および研究開発課題を報告書に取り纏め、平成21年4月2日総務省に報告した。
 内容的には、先のフォトニックフェーズIII調査報告と合わせて、いわゆるフェーズIIIの研究開発の施策に反映すべく活動を続けている。


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情報交流活動

平成20年度

KOIF等主催の『Optical Internet Workshop 2008』にて招待講演

平成20年9月30日、Phoenix Island ホテル(韓国Jeju島)

 9月29日〜10月1日の3日間、韓国のフォトニックネットワークの協議会であるKOIF(Korea Optical Internet Forum)等が主催する『Optical Internet Workshop 2008』が開催され、この中で9月30日に開催された講演会に、PIFからNTTアクセスサービスシステム研究所の坪川様、中国からDr.Jianli.Wang氏が招待講演を行いました。これは日本・中国・韓国のフォトニックネットワーク協議会の連携協力覚書に基づき推進される交流活動で、当日は200名を超える参加者があり、盛況を博しました。


平成20年度 定期総会・講演会開催

平成20年6月20日、東京グリーンパレス

 平成20年度定期総会を開催し、平成19年度の会員異動並びに活動報告、平成20年度役員の選任並びに活動計画につき審議し承認を得ました。
 引き続き、講演会を開催、日中韓フォトニックネットワークフォーラムの連携覚書に基づき、中国、韓国からゲストをお招きし特別講演を行ない、多数のご来場を得て、盛況となりました。

講演1:

『オール光ネットワークの実現に向けて』
講師:総務省情報通信政策局技術政策課研究推進室室長 田原 康生 氏

講演2:

『QoEを考慮したIPTVサービス』
講師:NTTサイバーソリューション研究所所長 岸上 順一 氏

講演3:

『Fiber forward, Copper back - FTTx in China』
講師:Dr. Jianli Wang
Deputy CTO of WRI (Wuhan Research Institute of Post and Telecomm), assistant president of Fiberhome Telecommunications Technologies Co. and general manager of Broadband Division.

講演4:

『Optical Access Networks in Korea
 - Current Status and R&D effort for the future -』
講師:Dr. Byong-Whi KIM
Team Leader of WDM-PON Technology Team, ETRI (Electronics and Telecommunications Research Institute)

講演5:

『次期フォトニック研究(フェーズIII)の目指す方向
−新世代フォトニックプラットフォームの創造− 』
講師:PIF技術調査部会長代理(名古屋大学大学院工学研究科教授) 佐藤 健一 氏

 
    

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普及啓発活動

 平成20年度

IPと光ネットワークに関する国際会議 iPOP2008に協賛

平成20年6月5日-6日、NTT武蔵野研究開発センター

 フォトニックインターネットラボ(PIL)及びISOCORE主催のIPと光ネットワークに関する国際会議『IP + Optical network (iPOP 2008)』に協賛し、運営事務局支援とPRを推進しました。
 この会議は、IPと光ネットワークに関する最新技術情報を共有することを目的としており、そのため産業界と学術コミュニティによる基調講演と論文発表が行なわれると共に、世界各国のベンダによる最新のGMPLS機器等の展示が行なわれ盛況となりました。

チュートリアル講演会(全2回)の開催

 PIFではフォトニックネットワーク技術の専門家を目指す若手技術者の養成を目的として平成14年度よりチュートリアル講演会を開催しております。
 今年度は電子情報通信学会PN研究会との共催により、全2回の講演会を開催しました。

  第1回講演会(100Gbps)   第2回講演会(高速光変調技術)
平成20年5月16日、SCAT会議室
平成20年11月21日、SCAT会議室

 第1回講演会はテーマを100Gbps伝送とし、2名の講師にご講演頂きました。
 募集当初より参加希望者殺到する、大変盛況な会となりました。

 第2回講演会は高速光変調技術をテーマに、2名の講師にご講演頂きました。
 活発な質疑応答が交わされ、大変盛況な会となりました。
講演-1: 『100G/40Gイーサネットの標準化動向』
講師: 西村 信治 氏
 (株)日立製作所中央研究所ネットワークシステム研究部部長
講演-1: 『CMLによる長距離伝送の進展』
講師: 松井 康浩 氏
Finisar Corporation Optics
Senior Scientist
講演-2: 『光デバイスの高速化動向』
講師: 山本 剛之 氏
 (株)富士通研究所ナノテクノロジー研究センター主管研究員
講演-2: 『半導体マッハ・ツェンダー干渉計型光制御デバイス』
講師: 荒川 太郎 氏
横浜国立大学 大学院工学研究院 准教授
      

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標準化推進活動

平成20年度

標準化推進部会の設置

平成20年6月

 PIFとしてフォトニックネットワーク分野の国際標準化に係る横断的な支援を行なうため、標準化推進部会を設置した。
 基本活動方針を制定するとともに、具体的活動計画として4つのテーマを設定、各テーマごとの活動についてさらにブレイクダウンするため、部会を3回開催し活動内容について協議を行なった。
 これらの計画をもとに平成21年度の活動へと立ち上げて行く。


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