第119回テレコム技術情報セミナー 人間拡張技術
当財団では、情報通信技術に関する知識の普及を目的としたセミナーを定期的に開催しています。
さて、少子高齢化が速度を上げて進む状況下での介護職員不足、食料自給率が低いのに一向に生産性が上がらない農業分野、医療が高度化してもその効能が国民には行き渡らない歪んだ福祉環境、などなど今や日本は決して住みやすい国とはいえません。しかし、悲観するのは早すぎるかもしれません。この深刻な課題の解決に光を照らす技術があります。それは「人間拡張(Human Augmentation)技術」です。以前から基礎研究は進んでいましたが、ここにきて、IoT・AI・ネットワークの低遅延化、これらの技術進展を追い風に当該技術の実装が急速に加速されています。
既に、パワーアシストスーツ、遠隔医療、VRゴーグルなどは、みなが知るところでしょう。そして、今、目を引くのが、人の動きを自分の動きとして完全に共有し体感できるもの。これを使えば、超プロフェッショナル者の技術でも身をもって体感し共有できます。例えば大リーグの有名選手の投球フォームを自身の体で完全に再現することができるのです。
こんな「人間拡張技術」の紹介を今回は企画しました。ご講演いただく方は、この道の第一人者である産総研の持丸センター長です。生のご講演を体験いただきたくリアル(会場)で開催します。なお、大変興味深いテーマゆえ、極力多くの方々に提供すべく、今回はWeb配信も加えたハイブリッド開催を初めて試みますので、当日止む無くご来場できない方はこちらをご利用ください。なお「講演資料(印刷物)入手」、「質疑応答」は、ご来場される方のみの特典となりますので予めご了承ください(Web聴講の方は配信上の制約(データ・ロス等)についても予めご了承ください)。
技術の専門家の方ばかりでなく、ただ興味のある方でも構いません。皆様のご来場をお待ちしております。
日時
令和6年6月11日(火) 15時00分 ~ 16時35分
場所
SCAT 2階会議室
〒162-0067 東京都新宿区富久町16-5新宿高砂ビル3階
アクセス:https://www.scat.or.jp/scat/access/
プログラム
※ 終了時間は変更する場合があります。 予めご承知おきください。 |
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主催者挨拶 15時00分 ~ 15時05分 |
一般財団法人テレコム先端技術研究支援センター |
講演 15時05分 ~ 16時35分 |
「人間拡張技術による生活と業務のアップグレード」 |
(要旨) | 人間拡張技術とは、人に寄り添い人を高める技術であり、ウェアラブルセンサ、デジタルヒューマン、VR/AR、ロボット、サービス工学などを統合して人の心身機能を一時的、さらには恒常的に向上させるシステムインタフェースである。これを健康や介護サービスに活用して生活向上を支援したり、介護業務や建築業務に適用して生産性向上に役立てようとしている。具体的な事例を通じて、人間拡張技術の最新動向を紹介する。 |
(講師略歴) |
専門は人間工学、バイオメカニクス、サービス工学。人間機能・行動の計測・モデル化、産業応用の研究に従事。 |
募集要項
定 員:
リアル(会場)-30名程度限定(先着順:感染症対策のため広い会場で人数を制限して行います。)
Web配信-特段人数を制限する予定はありません。
参加費: 無料
締 切: 6月10日(月) 12時00分 但し、定員になりましたら申込受付を終了します。
※参加希望の方は直接会場へお越しください※
申込方法
◎WEBからのお申込み
ページ上部の会員ログインボタンより会員ページへログインしていただき、イベント情報より申込フォームへアクセスしてください。
会員登録をされていない方は恐れ入りますが、会員募集のご案内(https://www.scat.or.jp/suisin/recruit/)の[無料会員登録はこちら]より登録手続きをお願いいたします。
無料会員登録をされますと、当センターからのご案内(情報配信)をお送りいたします。
◎FAX(03-3351-1624)でのお申込み
参加申込書に必要事項をご記入ください。一枚で4名様までお申込みいただけます。
※ FAXでのお申込みでメールアドレスが不明の場合は折り返しのご連絡ができませんので、必ずメールアドレスをご記入ください。
参加申込書Word(seminar_entry2.docx)
参加申込書pdf(seminar_entry2.pdf)
ご留意ください
Web配信を選択された方には開催日前日の午後に入力いただいたメールアドレス宛にセミナー参加用URLをご案内します。
メールアドレスが不明の場合は連絡できません。予めご了承ください。
お申込みの際はくれぐれも入力および記入間違いの無いようご注意願います。
講演資料
講演資料(紙媒体)は、リアル(会場)でご参加される方に当日お配りします。