2.活動状況

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情報交流

普及啓発

標準化推進

過去の活動状況 部会活動

情報交流活動

平成29年度
電子情報通信学会 OCSシンポジウムへの協賛・講演

平成29年12月20日、東レ総合研修センター(静岡県三島市)

 PIFは電子情報通信学会光通信システム研究専門委員会(OCS)シンポジウムに協賛し、平成29年12月20日には招待講演として「デジタルコヒーレント光トランシーバの標準化動向」と題してNECの洲崎 哲行 氏にご講演いただきました。
 デジタルコヒーレント光トランシーバ関連技術とその標準化に関して、OIFでの審議状況等も交えて最新動向をわかりやすくご説明いただき、大変有意義なご講演となりました。
講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
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題 目: 『 デジタルコヒーレント光トランシーバの標準化動向 』
講演者: 洲崎 哲行 氏(NEC)
概 要: 長距離波長多重光伝送システムからメトロネットワークに亘って広く導入が進むデジタルコヒーレント光トランシーバ関連技術とその標準化に関して、100Gbps光通信システムを振り返りつつ、最新の400Gbpsシステムについて光トランシーバの構成およびキーコンポーネントに対する動向を含めてご講演いただきました。
 標準化については、OIFでの審議の論点を分かりやすくご説明いただき、最新のOIF会合(4Q 2017会合、上海)での審議状況をご紹介いただきました。講演の最後には、デジタルコヒーレント光トランシーバに関する標準化活動の多様化およびデータセンタ事業者を中心としたコンソーシアム型仕様策定が進展していることに触れられて、今後データセンタ間通信への導入がさらに拡大することへの期待が述べられました。
 
電子情報通信学会 ソサエティ大会 規格調査会との企画シンポジウムの共催

平成29年9月13日、東京都市大学

 PIFは電子情報通信学会規格調査会との共催で企画シンポジウムを開催し、「国際標準化とビジネス戦略」のテーマに対し以下の3講演を企画してご講演いただきました。
 MFH/MBHについては5Gの主要要求に対する課題や標準化動向を、光ファイバ無線技術については5Gへ適用時の利点やアナログ式デジタル式の解説等を含めた標準化動向を、ネットワーク仮想化技術については運用管理を含めた標準化動向と5G 向け仮想化技術の最新動向を解説いただきました。またセッションの最後には、講演者による討論として、5Gのどこでビジネスをするのか、サービスを行うためには企業間のつながりが必要といった議論がなされ、有意義なシンポジウムとなりました。
講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
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題 目: 『 MFH/MBH標準化動向 』
講演者: 小崎 成治 氏(三菱電機)
題 目: 『 光ファイバ無線技術の標準化動向 』
講演者: 久利 敏明 氏(NICT)
題 目: 『 ネットワーク仮想化を支えるSDN/NFVの標準化動向 』
講演者: 栃尾 祐治 氏(富士通研究所)
 
定期総会および講演会・展示会の開催

平成29年6月16日、アルカディア市ヶ谷

 平成29年度定期総会を開催し、平成28年度の活動状況/会員異動状況/収支実績に関して報告するとともに、平成29年度の役員の選任/幹事の指名/活動計画/収支計画に関する審議が行われ、全てが承認されました。
 引き続き定期総会講演会を開催しました。PIF会長 佐藤健一氏の主催者挨拶および総務省大臣官房総括審議官 武田博之氏の来賓挨拶に続いて、総務省の荻原直彦氏に日本におけるネットワークインフラに関する政策動向について基調講演をいただきました。続いて、招待講演としてYongsoon Baek 氏には韓国における最新の光部品技術の研究開発状況について、またNICTの益子信郎氏には様々な分野で利活用が期待されるAI技術のNICTにおける研究開発の取り組みについてご講演いただきました。
 本講演会は、我が国におけるネットワークインフラの政策動向、ならびにフォトニックネットワークおよびその関連領域に関する国内外の最新動向を把握するうえでまたとない機会となりました。学生を含む一般の方々をはじめ88名の皆様にご参加いただき、大変盛況で有意義な講演会となりました。
 また、今年度も講演会にあわせてPIF会員(7機関)による最先端技術の紹介や展示(展示会)を開催しました。
講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
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【プログラム】
主催者挨拶 PIF会長 佐藤 健一 氏 (名古屋大学大学院 教授)
来賓挨拶 総務省 武田 博之 氏 (官房総括審議官)
基調講演 『 ネットワークインフラに関する政策動向について 』
 荻原 直彦 氏
総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 電気通信技術システム課 課長
招待講演1 『 The Status of Photonic Components Technologies in Korea 』
 Yongsoon Baek 氏
Assistant Vice President, ETRI (Electronics and Telecommunications
Research Institute), Korea
招待講演2 『 NICTにおけるAI技術の研究開発 』
 益子 信郎 氏
国立研究開発法人 情報通信研究機構
知能科学融合研究開発推進センター 副センター長
【展示会出展機関】
APRESIA Systems(株)/アラクサラネットワークス(株)/
NTTエレクトロ二クス(株)/(株)OA研究所/慶應義塾大学/
慶應義塾大学 & (株)OA研究所 & エピフォトニクス(株)/
PIF標準化推進部会
主催者挨拶 来賓挨拶 基調講演 招待講演1 招待講演2
会場の様子 展示会の様子
 
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普及啓発活動

平成29年度
特別テクニカルセミナーの開催

平成30年2月9日、東京国際フォーラム D7ホール

 PIFは、電子情報通信学会フォトニックネットワーク(PN)研究会および株式会社東陽テクニカとの共催で特別テクニカルセミナーを開催いたしました。本セミナーは、2020年のサービス開始に向けて技術開発の進む5G および技術革新の進むIoT・仮想化技術のこれからを考えるセミナーとして、「新時代ネットワークテクノロジーフォーラム2018」の一部(第1部)に開催したものです。
 参加者には、最新ソリューションおよび新たなサービス等も含めた新時代ネットワーク技術について情報共有できる貴重な機会となり、大変有意義で盛況なセミナーとなりました。
基調講演
題目: 『 5Gが切り開く未来の展望 〜パートナーの強みを融合させた世界〜 』
講師: 中村 武宏 氏
株式会社NTTドコモ 先端技術研究所 5G推進室 室長 主席研究員
ランチセッション
題目: 『 5G、IoT、仮想化をサポートするTOYOのビジョン 』
講師: 株式会社東陽テクニカ 情報通信システムソリューション部
  
チュートリアル講演会 & 先端企業ラボツアーの開催

平成29年11月21日、株式会社三技協

 PIFは、電子情報通信学会フォトニックネットワーク(PN)研究会および一般社団法人可視光通信協会(VLCA)との共催で「チュートリアル講演会 & 先端企業ラボツアー」を開催いたしました。今回は、テレコムサービスの先端企業として情報通信インフラの構築に長年の実績と定評のある株式会社三技協様を訪問し、チュートリアル講演会を開催するとともにLED通信デモ・実験設備等を見学させていただきました。
 チュートリアル講演会では、ネットワーク機器の管理プロトコル・記述言語およびモバイルフロントホール技術を基礎からわかりやすく解説いただきました。またラボツアーでは、普段見ることのできないデモや実験設備等をつぶさに見学することができました。学生・一般の方々を含む計63名の参加者には貴重な機会となり、大変有意義で盛況なイベントとなりました。
※講演資料は、PN研究会のHPよりご購入いただけます。
ご希望の方はお問合せください。
PN研究会
【チュートリアル講演会】
講演1 題目: 『サービスプロバイダ視点でのNETCONF/YANGの基礎』
講師: 宮田 直輝 氏
NTTコミュニケーションズ株式会社 技術開発部
概要: 本講演では、デバイスの設定・状態を管理するための方式として広がりつつあるNETCONF/YANGの基礎を解説いただきました。
あわせて、これまでの検証等の経験を通じて見えてきた、本方式を採用する際のメリットと課題についても説明いただきました。
講演2 題目: 『モバイルフロントホール技術の基礎と5G以後の進展』
講師: 西村 公佐 氏
株式会社KDDI総合研究所 光アクセスネットワークグループ
概要: 本講演では、現在のLTEモバイルシステムにおけるモバイルフロントホール用光アクセス伝送技術の基礎を解説いただきました。
また、2020年頃から導入が開始される5Gモバイルサービスの概要と、その要求条件を満たすために光アクセス伝送技術が変革すべき方向性についても説明いただきました。
【ラボツアー】
会社・製品説明、技術紹介および見学サイトの概要説明(三技協様)
[デモ・実験設備見学]
(1) LED通信デモ(4KおよびFHD映像伝送デモ)
概要: 「LED Backhaul」は、電波を使わないLEDの光を使った新しい無線通信システムです。4KおよびFHDカメラ映像伝送など、LEDによる高速通信のデモを見学させていただきました。
(2) 新社屋MIRAIMA見学
概要: 設立50周年を迎えた三技協様が、1世紀企業に向けて「交(交流)・創(創造)・発(発信)」の拠点として設立された新社屋MIRAIMAを見学させていただきました。
(3) LED通信の屋外実験、気象センサーPOTEKAなど
概要: 本社棟TADAIMA屋上に設置されている気象庁測定検定付きの小型気象系「POTEKA」、屋外実験に使用されている「LED Backhaul」を紹介いただきました。
  
チュートリアル講演会の開催
 PIFでは、フォトニックネットワーク技術の専門家をめざす若手技術者の養成を目的として、平成14年度から継続的にチュートリアル講演会を開催しております。
 電子情報通信学会フォトニックネットワーク研究会(PN研)との共催により、本年度は下記の講演会を開催しました。
※講演資料は、PN研究会のHPよりご購入いただけます。
ご希望の方はお問合せください。
PN研究会
  第1回チュートリアル講演会
平成29年11月21日、株式会社三技協
※第1回チュートリアル講演会については、「チュートリアル講演会 & 先端企業ラボツアーの開催」をご覧ください。
  
第13回 IP+光ネットワークに関する国際会議iPOP2017に協賛

平成29年6月1日−2日、富士通株式会社

 2017年6月1日‐2日、富士通株式会社本店(神奈川県川崎市)において第13回IP+光ネットワークに関する国際会議iPOP2017が開催されました(参加者:360名超、展示出展:17機関)。
 PIFは同会議に協賛し、役員の派遣・TPC等の運営への協力・エグジビションの企画等に参画するとともに、多くのPIFメンバーが協働して各種のインターオペラビリティ実証動態デモを実施しました。あわせて、会議自体のオンライン登録サイトの開設・運営等の事務局業務を支援しました。
 また、PIF標準化推進部会として展示会に出展し、ポスター掲示やパンフレット/リーフレットの配布、標準化ポータルサイトの案内等により、標準化推進部会の活動内容を紹介しました。

PIF展示ブース 講演会場
 iPOP2017サイトへ
  
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標準化推進活動

平成29年度
標準化推進部会「標準化動向意見交換会」の開催

平成30年2月27日、SCAT会議室

 標準化推進部会では、ITU-T、IEEE、OIF、IETF、ONF等の標準化活動に携わっている皆様に最新標準化動向をご講演いただくとともに、参加者全員で将来の技術の方向性等を討議する「標準化動向意見交換会」を開催しております。この標準化動向意見交換会は、現在の各機関での活動状況や今後の方向性などの技術的な内容、標準化団体間での協調や連携における課題等に関して、実際に標準化をご担当されている方々の生のご意見をうかがい、また講演者・参加者の全員で今後の国策等を討議する貴重な機会となっております。
 今回は、光通信分野の最新標準化動向のピックアップにくわえ、アプリケーション・サービス分野としてデータセンタールーティング/データプレーン標準化動向およびトランスポートネットワークのオープン化・ディスアグリゲーション化の動向に関してもご講演いただき(計4講演)、また講演者との質疑応答やパネル討論において活発な意見交換が行われました。

講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
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プログラム
第1部 座長:小田 祥一朗 (PIF標準化推進部会 委員 富士通)
講演1 『Ethernetの最新標準化動向:400G Ethernet』
 磯野 秀樹 氏 (富士通オプティカルコンポーネンツ)
講演2 『OIF PLL WGの最新標準化動向:400G関連技術』
 相馬 俊一 氏 (NTT)
第2部 座長:松浦 裕之 (PIF標準化推進部会 委員 産総研)
講演3 『次世代データセンタールーティング/データプレーン』
 土屋 師子生 氏 (アリスタネットワークス)
講演4 『NTTコミュニケーションズのトランスポートSDNにおけるONFとの取り組み』
 宮田 直輝 氏 (NTTコミュニケーションズ)
第3部 座長:久保 和夫 (PIF標準化推進部会 部会長代理 三菱電機)
討論 パネル討論 (講演者および参加者による全体討議)
 

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