2.活動状況

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情報交流

普及啓発

標準化推進

過去の活動状況 部会活動

情報交流活動

2021年度
電子情報通信学会 光通信システムシンポジウムへの協賛

2021年12月15日、オンライン開催

 PIFは電子情報通信学会光通信システム(OCS)研究会 第35回光通信システムシンポジウムに協賛し、12月15日に開催された招待講演の一枠を標準化推進部会が企画いたしました。PIFからの招待講演では「量子暗号の標準化状況」と題して、NICTの釼吉 薫 氏にご講演いただきました。
 講演では、量子技術の動向、国際標準化動向、アプリケーションとしての量子セキュアクラウド等についてわかりやすく解説いただくとともに、聴講者との活発な議論がなされ、大変有意義なご講演となりました。
講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
※会員のページをご覧になるにはIDとパスワードが必要です。
題 目: 『量子暗号の標準化状況』
講演者: 釼吉 薫 氏(NICT)
  国内外における量子技術の動向、量子暗号・QKD(Quantum key distribution)の原理、量子暗号に関する国際標準化団体の標準化状況、QKDNの概要・機能要求条件・アーキテクチャ等について解説いただくとともに、QKDNアプリケーションとして量子セキュアクラウド/QKDNインタオペラビリティに関する検討状況等についても解説いただきました。
 
iPOP 2021 (第17回IP/IoT & Processing + 光ネットワークに関する国際会議) への協賛

2021年9月30日-10月1日、オンライン開催

 2021年9月30日-10月1日、オンライン方式(EventInを使用)としてiPOP 2021(第17回IP/IoT & Processing + 光ネットワークに関する国際会議)が開催されました(参加者:200名超、発表数:16件、展示会出展:18機関)。
 PIFは同国際会議に協賛し、ステアリングコミッティでの調整、TPC(Technical Program Committee)等の運営への協力、仮想展示会の企画への参画等を実施するとともに、多くのPIFメンバーが協働して仮想インターオペラビリティ実証デモを実施しました。あわせて、会議自体のオンライン登録サイトの開設等の事務局業務を支援しました。
 また、PIF標準化推進部会として仮想展示会に出展し、標準化推進部会のポスター掲載や標準化ポータルサイトの案内等により、標準化推進部会の活動内容を紹介しました。
展示の様子1 展示の様子2
 iPOP2021サイトへ
 
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普及啓発活動

2021年度
チュートリアル講演会の開催
 PIFでは、フォトニックネットワーク技術の専門家をめざす若手技術者の養成を目的として、2002年度から継続的にチュートリアル講演会を開催しております。
 2021年度は、電子情報通信学会フォトニックネットワーク(PN)研究会との共催により、オンライン方式にて以下のチュートリアル講演会を開催しました。

第1回チュートリアル講演会

2021年11月30日、オンライン開催

 第1回チュートリアル講演会では、「革新光電子デバイス技術の最新動向」をテーマとして、集積ナノフォトニクス技術について基礎から最新の研究開発動向までを分かりやすくご講演いただきました。
 集積ナノフォトニクス技術に関する最新の動向を把握できる貴重な機会となり、学生を含む計58名の参加者には有意義なチュートリアル講演会となりました。

題名: 『 光電融合コンピューティング基盤に向けた集積ナノフォトニクス研究 』
講師: 納富 雅也 氏
東京工業大学 理学院 物理学系 教授
NTT 物性科学基礎研究所・ナノフォトニクスセンタ 上席特別研究員
  本講演では、集積ナノフォトニクス技術による光デバイスの低消費エネルギー化、光電変換の効率化の研究展開について解説いただくとともに、同技術を用いた光電融合演算基盤に向けた取り組みについて紹介いただきました。
  
第2回チュートリアル講演会

2022年2月18日、オンライン開催

 第2回チュートリアル講演会では、「通信ネットワークを支援するAI(機械学習)技術」をテーマとして、AI技術を活用した電波伝搬推定ならびに光ファイバ伝送路における光学非線形波形歪み補償について、基礎から最新の研究開発状況・応用事例までを分かりやすくご講演いただきました。
  今回のチュートリアル講演会では、ニューラルネットワークの原理など基礎に重点をおいてこの分野の研究を始めた学生や企業の若手の方々にも理解いただきやすくご講演いただき、学生23名を含む計72名の参加者には有意義なチュートリアル講演会となりました。

講演1 題名: 『 電波伝搬推定における深層学習の基礎と応用 』
講師: 須藤 克弥 氏
電気通信大学大学院 情報理工学研究科 助教
  本講演では、近年加速的に進展している画像処理・変換AI技術を活用した電波伝搬推定について、その背景にある深層学習の基礎を概説いただくとともに、電波伝搬推定における応用事例を紹介いただきました。

講演2 題名: 『 機械学習を利用した光ファイバ伝送路の光学非線形波形歪み補償 』
講師: 中村 守里也 氏
明治大学 理工学部 電気電子生命学科 准教授
  本講演では、近年、機械学習で注目を集めるニューラルネットワークの計算・学習の原理を通信技術者の言葉で解説いただくとともに、それを応用した非線形イコライザの考え方と光ファイバ伝送における光学非線形波形歪み補償の研究について紹介いただきました。
  
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標準化推進活動

2021年度
標準化推進部会「標準化動向意見交換会」の開催

2022年2月14日、オンライン開催

 標準化推進部会では、ITU-T、IEEE、OIF、TIP、ONF等の標準化活動に携わっている皆様に最新標準化動向をご講演いただくとともに、参加者全員で将来の技術の方向性等を討議する「標準化動向意見交換会」を毎年度開催しております。この標準化動向意見交換会は、現在の各機関での活動状況や今後の方向性などの技術的な内容、標準化団体間での協調や連携における課題等に関して、実際に標準化をご担当されている方々の生のご意見をうかがい、また講演者・参加者の全員で今後の施策等を討議する貴重な機会となっております。
 今回は、最新標準化動向のピックアップにくわえ、社会情勢に係わるホットな内容や光・無線通信の最新技術を適用したアプリケーション例等もご講演いただき(計5講演)、また講演時の質疑応答や講演後のブレイクアウトセッションにおいて活発な意見交換が行われました。

講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
※会員のページをご覧になるにはIDとパスワードが必要です。
プログラム
第1部 座長:石井 紀代 (PIF標準化推進部会 委員 産総研)
講演1 『EUのサーキュラーエコノミーと国際規格の動向』
 喜多川 和典 氏 (日本生産性本部)
講演2 『B400G光トランシーバの最新標準化動向』
 磯野 秀樹 氏 (IGSコンサルティング)
第2部 座長:小西 良明 (PIF標準化推進部会 委員 三菱電機)
講演3 『IOWN Global Forumの活動状況について』
 荒金 陽助 氏 (NTT)
講演4 『IOWNによる新しいユースケース開拓』
 高杉 耕一 氏 (NTT)
講演5 『高速ネットワークの応用例:映像・画像伝送の標準化動向』
 河村 圭 氏 (KDDI総合研究所)
 

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