2.活動状況

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情報交流

普及啓発

標準化推進

過去の活動状況 部会活動

情報交流活動

2022年度
電子情報通信学会 フォトニックネットワーク(PN)研究会への協賛

2023年1月23日、ハイブリッド開催(大阪大学)

 PIFは電子情報通信学会フォトニックネットワーク(PN)研究会の2023年1月研究会に協賛し、1月23日に開催された招待講演の一枠を標準化推進部会が企画いたしました。PIFからの招待講演では「光ネットワークの運用高度化に向けたAI技術の活用」と題して、NECの小林 佑嗣 氏にご講演いただきました。
講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
※会員のページをご覧になるにはIDとパスワードが必要です。
題 目: 『光ネットワークの運用高度化に向けたAI技術の活用』
講演者: 小林 佑嗣 氏 他(NEC)
  本講演はAI(機械学習)の一般技術から光通信システムへの応用事例まで網羅されており、非常に興味深い内容でした。講演後の質疑では、光通信応用(特にBeyond5Gにおける高可用性実現に向けた光通信品質の継続監視)における課題や実用性に関する質問が多く寄せられました。
 
定期総会およびPIF設立20周年記念講演会の開催

2022年7月29日、オンライン開催

 2022年度の定期総会をオンライン方式で開催し、2021年度の活動状況/会員異動状況/収支実績を報告するとともに、2022年度の役員の選任/幹事の指名/活動計画・収支計画の審議が行われ、全てが承認されました。
 また、定期総会に引き続きPIF設立20周年記念講演会をオンライン方式で開催しました。 なお、同講演会は実会場での開催を予定していましたが、新型コロナウィルス感染症の急激な拡大を鑑み、急遽オンライン開催に変更したものです(展示会・懇親会は中止)。
 講演会では、PIF佐藤健一会長の主催者挨拶ならびに総務省国際戦略局 田原康生局長、元総務省技術総括審議官 田中征治様の来賓挨拶に続き、PIFの活動紹介(2件)ならびに米国からのリモート講演も含めて5件の技術講演が行われました。
 本講演会は、フォトニックネットワーク技術およびその関連領域に関する国内外の最新動向を把握するうえでまたとない機会となりました。学生・一般参加者を含む計85名の皆様に参加いただき、盛況で有意義な講演会となりました。
講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
※会員のページをご覧になるにはIDとパスワードが必要です。
【プログラム】
主催者挨拶 佐藤 健一 氏
PIF会長、名古屋大学 名誉教授
来賓挨拶 田原 康生 氏
総務省 国際戦略局 局長
田中 征治 氏
株式会社ICTサポート 代表取締役社長
PIFの活動紹介-1 『PIFとフォトニックネットワーク』
佐藤 健一 氏
PIF会長、名古屋大学 名誉教授
講演1 “Photonic and Electronic Convergenc ”
Dr. John Bowers,
Professor, Department of Electrical & Computer Engineering; Materials;
Technology Management, UCSB(University of California, Santa Barbara)
講演2 『Beyond 5Gの研究開発の推進と国際連携』
中尾 彰宏 氏
東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 教授
講演3 『カーボンニュートラル社会とIOWN』
川島 正久 氏
日本電信電話株式会社 研究企画部門 IOWN推進室 室長
PIFの活動紹介-2 『PIF設立当時の活動と今後への期待』
青山 友紀 氏
PIF初代会長、東京大学 名誉教授
講演4 『大容量光通信技術の現状と展望』
宮本 裕 氏
日本電信電話株式会社 未来ねっと研究所 NTTフェロー
講演5 『光量子コンピューティングとコヒーレント光通信への応用』
古澤 明 氏
東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻 教授
 
iPOP 2022 (第18回IP/IoT & Processing + 光ネットワークに関する国際会議) への協賛

2022年6月3日、ハイブリッド開催(慶應義塾大学)

 2022年6月3日、ハイブリッド方式(実会場:慶應義塾大学 矢上キャンパス、オンライン:EventInを使用)としてiPOP 2022(第18回IP/IoT & Processing + 光ネットワークに関する国際会議)が開催されました(参加者:140名、発表数:27件、展示会出展:14機関、ショウケース:1件(5機関))。
 PIFは同国際会議に協賛し、ステアリングコミッティでの調整、TPC(Technical Program Committee)等の運営への協力、展示会の企画への参画等を実施するとともに、多くのPIFメンバーが協働してインターオペラビリティ実証デモを実施しました。あわせて、会議自体のオンライン登録サイトの開設等の事務局業務を支援しました。
 また、PIF標準化推進部会として展示会(実会場ならびにVirtua)に出展し、標準化推進部会のポスター掲示やパンフレット/リーフレットの配布、標準化ポータルサイトの案内等により、標準化推進部会の活動内容を紹介しました。
会場の様子 展示の様子 Virtual Exhibitionへの出展の模様
iPOP2020ロゴ iPOP2022サイトへ
 
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普及啓発活動

2022年度
チュートリアル講演会の開催
 PIFは、フォトニックネットワーク技術の専門家をめざす若手技術者の育成を目的として、2002年度から継続的にチュートリアル講演会を開催しております。
 2022年度は、電子情報通信学会フォトニックネットワーク(PN)研究会との共催により、オンライン方式にて以下のチュートリアル講演会を開催しました。

第1回チュートリアル講演会

2022年11月15日、オンライン開催

 第1回チュートリアル講演会では、「低密度パリティ検査符号(LDPC符号)技術」をテーマとして、 LDPC符号技術の基礎から最新の研究動向までを分かりやすくご講演いただきました。なお、今回は大学の講義のように1講演120分間とし、この分野の研究を始めた学生や企業の若手の方々に理解いただけるように基礎に重点をおいた基礎チュートリアル講演会として開催したものです。
 LDPC符号に関する基礎理論、最先端技術・研究状況を把握できる貴重な機会となり、学生を含む計48名の参加者には有意義なチュートリアル講演会となりました。

題名: 『 LDPC符号の基礎と最新の動向 』
講師: 野崎 隆之 氏
山口大学大学院 創成科学研究科 理学系学域 情報科学分野 准教授
山口大学 時間学研究所 数理科学部門 兼務所員
  低密度パリティ検査(LDPC)符号は確率伝搬(BP)復号法によって通信路容量に接近する復号性能を有する誤り訂正符号です。
本講演では、二元LDPC符号について概説いただいた後に、多元LDPC符号の復号法と構成法を説明いただき、最近の研究動向を紹介いただきました。
  
第2回チュートリアル講演会

2023年3月24日、オンライン開催

 第2回チュートリアル講演会では、Ethernetに焦点をあて、Ethernet規格の発展を振り返るとともにデータセンタを中心としたEthernetの最新標準化動向、ならびに光伝送規格OTN(Optical Transport Network)の基礎とBeyond 400Gに向けた最新標準化動向等について分かりやすくご講演いただきました。
 今回のチュートリアル講演会は、EthernetおよびOTNに関して、発展の経緯から最新技術動向・標準化動向までを把握できるまたとない機会となりました。また、PIF法人会員でこの分野に携わっている若手研究開発者をはじめ計100名にご参加いただき、盛況なチュートリアル講演会となりました。

講演1 題名: 『 データセンタ応用Ethernet標準化動向 』
講師: 高井 厚志 氏
LitAhead Consultant 光技術コンサルタント
  EthernetはIPシステムやデータセンタネットワークの必須規格のひとつです。ネットワークにかかわる者にとってその標準化動向は今後の研究開発戦略や実行に大きな影響を与えています。そして、関係する企業にとってはビジネス戦略そのものです。
本講演では、Ethernet規格および関連製品の発展を振り返るとともに、今後の展望についても説明いただきました。

講演2 題名: 『 光伝送規格OTNの基礎と最新動向 』
講師: 吉兼 昇 氏
KDDI総合研究所 光トランスポートネットワークグループ グループリーダー
  本講演では、ITU-Tにおいて標準化されているOTN(Optical Transport Network)の基本構成について解説いただくとともに、Beyond 400Gに向けた最新の標準化動向について紹介いただきました。
  
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標準化推進活動

2022年度
標準化推進部会「標準化動向意見交換会」の開催

2023年2月14日、ハイブリッド開催(SCAT)

 標準化推進部会では、ITU-T、IEEE、OIF等の標準化活動に携わっている皆様に最新標準化動向をご講演いただくとともに、参加者全員で将来の技術の方向性等を討議する「標準化動向意見交換会」を毎年度開催しております。この標準化動向意見交換会は、実際に国際標準化をご担当されている方々の生のご意見をうかがうとともに、PIF会員に限定された参加者の全員で今後の施策等を討議する貴重な機会となっております。
 今回は、最新標準化動向のピックアップにくわえ、光・無線通信の最新技術を適用したアプリケーション例、社会実装に向けた取り組み等についてもご講演いただき(計5講演)、また講演時の質疑応答やパネルセッションにおいて活発な意見交換が行われました。

講演資料は、会員のページよりダウンロードすることができます。
※会員のページをご覧になるにはIDとパスワードが必要です。
プログラム
第1部 座長: 小西 良明 (PIF標準化推進部会 委員 三菱電機)
講演1 『車載イーサネットの光化と標準化動向』
 各務 学 氏 (名古屋工業大学)
講演2 『量子暗号の技術動向と標準化状況』
 前田 和佳子 氏 (NEC)
講演3 『IOWN GFにおけるCXL(Compute Express Link 3.0)とOpen Programmable Infrastructure』
 杉山 秀次 氏 (レッドハット)
第2部 座長: 石井 紀代 (PIF標準化推進部会 委員 産総研)
講演4 『セルラーを活用したコネクティッドカー・スマートモビリティの社会実装に向けた取り組み』
 佐藤 雄大 氏 (KDDI)
講演5 『デジタルコヒーレントトランシーバの最新標準化動向』
 磯野 秀樹 氏 (IGSコンサルティング)
第3部 パネルセッション
  モデレータ: 高杉 耕一 (PIF標準化推進部会 部会長代理 NTT)
パネラー:  講演者
会場の様子
 

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